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ズーマー66ccボアアップもご好評戴いております☆

19/09/17 コメント 0

皆様どうもこんばんは。
TOKYO PARTSのカナスギでございます。

9月になって少し暑さも収まってきて、バイクで走るのにも丁度良い季節になってきましたね!

さて、本日のブログは「66ccボアアップ」のご紹介です。
今回はこちらのズーマーをボアアップさせて戴きました!

ズーマーらしいオフテイストさと人気のローロングカスタムとをバランス良く取り入れて戴きました!

66ccボアアップはブログでのご紹介もお馴染みになってきましたが
それだけ皆様にご興味を持って戴けていると云う事だと思うと大変ありがたいことでございますm(_ _)m

お陰様でご依頼戴いたお客様からはご好評を戴いております!

以前ご紹介させて戴いたイエロー&ブラックZOOMERのお客様にも走りの違いを感じて戴きまして
ボアアップ後のインプレッションをオーナー様のブログでもご紹介して戴きました!

G様によるボアアップインプレッション記事はコチラから

私がご紹介するよりも判り易くまとめて戴いておりますで是非ご覧ください(笑)

 

それでは作業の様子をご紹介してまいります!

エンジンの分解作業をしながら内部部品の摩耗具合を確認。
長年乗って戴いていると、カムチェーンが伸びてくるなど、普段目に触れない部品もお疲れだったりするのが分かります。

お疲れの部品を交換してあげることで施工後もまた安心してお乗り戴けますね。

分解する為にエンジンを洗っていますが、汚れが頑固だったのでウェットブラストでリフレッシュします!

ウェットブラストについてはコチラをご覧くださいませ☆

ウェットブラストのビフォー、アフターでこんなにも綺麗に☆

錆びの酷かったフライホイールも綺麗になって見違えちゃいますね!

エンジンの分解・洗浄と併せて燃焼室の容積UP加工も行っています!
燃焼室加工後は液体による容積測定もしっかり行っております。

専門の加工業者によるボーリング加工後は、いよいよビッグピストンと組み上げ開始です!

ピストンの大きさも比べてみると随分大きく見えますよね。

シリンダー側もボーリング加工の前後でこんなにもサイズの変化が!

50cc → 66ccと言われると少なく思われるかもしれませんが、内部ではこれだけサイズアップされてるんですよ。

 

こちらのお客様の施工内容では「WPC加工」のご依頼も戴きました!

■WPC加工につきまして■

WPC加工とは金属への表面加工処理の一つです。
(主に金属の疲労に対する強度向上と摺動(シュウドウ)性向上を目的とした加工となります。)

とても細かな粒子を表面にぶつけて、焼き入れと同時に金属表面に細かな凹凸を生成します。
表面に均一に出来た微細な凹凸にオイルが入ることで
金属同士が接触する面に油膜面を維持出来るの為、油膜面により摩擦が軽減されます。
摩擦が軽減されることで、摩擦によるロスや摩擦熱や抑えられ、より部品の性能が発揮されます!

という仕組みになっております!
(写真のピストンが少し曇って見えるのはWPC加工によって表面に細かな凹凸があるからです。)

こうした内容ですので、ボアアップやエンジン内部のパーツにはピッタリの加工ですね。

さて、エンジンを組み上げていきます!

写真からも感じて戴ける様に、黙々と集中して作業を行っております。
大事なところなので撮影している側も思わず緊張してしまいます(笑)

こちらが組みあがったエンジンユニット!

組みあがってしまうと、純正時との違いは外側からは判断がつきません(苦笑)

ウェットブラストのお陰でもピッカピカ☆
指やブラシが入らない細い溝といった部分もこんなに綺麗になりました!

ボアアップ加工と合わせて、内側も外側もまさに生まれ変わったエンジンですね。

車体組み合わせて、セッティング作業を終えたらいよいよ完成です☆

ウェットブラストで綺麗に仕上げたエンジンを車体カラーに合わせてブラックペイント!
汚れやオイルの焼き付きもさっぱり落ちるので、ペイント前の下処理としてもお勧めです。

ペイント効果でエンジン周りが引き締まって見えますね~。

 

Den様 この度のご依頼誠にありがとうございました!

50ccでは物足りなかった走りが変わったと気に入って戴けて良かったです。
これからもズーマーライフを是非お楽しみ戴けましたら幸いでございますm(_ _)m

 

今回は66ccボアアップのご紹介記事でした!
それでは次回のブログでも宜しくお願いいたします。