ヤマハ・セロー250は、林道やダートを走るオフロードバイクとして根強い人気を持つ1台です。しかし、オフロード走行では飛び石や枝によるフレームの傷が避けられず、そこからサビが発生しやすい環境にあります。
セロー250のフレームは鉄製で、サビを放置するとフレームの強度低下につながります。この記事では、セロー250のフレームのサビを除去し、オフロード走行に耐えるタフな塗膜を作る方法を解説します。
オフ車のフレーム塗装が難しい理由
オフロードバイクのフレームは、飛び石、泥、水、枝などの物理的な衝撃に常にさらされます。通常のウレタン塗装では、これらの衝撃で塗膜が欠けやすく、欠けた箇所からサビが再発します。
そのため、セロー250のフレーム塗装では、通常のバイクタンク塗装よりも塗膜の厚さと硬さが求められます。
フレームのサビ取りと塗装の手順
エンジンとサスペンションを降ろす
フレーム塗装はフレーム単体の状態で行うのが理想です。レストアの一環として行うのがベストですが、フレーム全体を塗装しない場合はマスキングで対応することもできます。
サンドブラストでサビを除去
サビが広範囲に及んでいる場合、サンドブラストが最も効率的な方法です。コンプレッサーのタンク容量は50L以上が必要で、80Lクラスであれば作業中に空気不足で待たされることがありません。
セロー250のフレームはパイプ構造で複雑な形状のため、ブラストガンの角度を変えながらパイプの裏側まで丁寧に当ててください。

サビ転換剤で処理
ブラスト後の素地に残った微細なサビをサビ転換剤で安定化させます。
エポキシプライマーで下塗り
通常のプラサフではなく、エポキシ系のプライマーを使用します。エポキシプライマーは密着性と防錆性に優れており、オフロード車のフレーム塗装に最適な下塗り材です。
本塗り(ウレタン塗料)
セロー250のフレームには、耐衝撃性に優れたウレタン塗料を使用します。3~4回の重ね塗りで十分な厚みを確保してください。
クリアコート(省略可)
フレーム塗装ではクリアコートを省略するケースもあります。マットな仕上がりが好みであればクリアなしでも問題ありません。光沢仕上げにしたい場合はウレタンクリアを2~3回重ね塗りします。

まとめ
セロー250のフレーム塗装は、サンドブラストでのサビ除去、エポキシプライマーでの下塗り、ウレタン塗料での本塗りという3ステップで、オフロード走行に耐えるタフな塗膜を実現できます。
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