Ninja250は軽量でスポーティな走りが人気の反面、フルカウル車であるがゆえに転倒時のカウル損傷が避けられません。
立ちゴケや低速での転倒で付いたカウルの擦り傷は、バイクショップに修理を依頼すると1パーツあたり1万円~3万円の費用がかかります。しかし、傷の程度が軽ければDIYで十分に補修可能です。
この記事では、Ninja250のカウルに付いた傷を自分で補修塗装する具体的な手順を解説します。
補修できる傷の範囲
DIYで補修できるのは、表面の擦り傷と浅い削れです。傷が樹脂の素地まで達している場合は、パテ埋めを含む本格的な補修が必要になりますが、それもDIYで対応可能です。
一方、カウルが割れている、大きく変形している場合は、カウル自体の交換を検討してください。割れたカウルの接着修理は強度の観点から推奨しません。
補修塗装の手順
ステップ1:カウルを取り外す
Ninja250のカウルはビス留めが中心です。プラスドライバーとソケットレンチ(8mm、10mm)があれば外せます。
ステップ2:傷の周辺を研磨する
傷の部分とその周囲を600番→800番の耐水ペーパーで研磨します。傷の段差をなだらかにし、既存塗装との境界をぼかします。傷が深い場合はパテで埋めてから研磨してください。
ステップ3:脱脂
シリコンオフ(脱脂剤)で研磨した部分を拭き上げます。
ステップ4:マスキング
補修しない部分をマスキングテープとシートで覆います。
ステップ5:プラサフ塗布
傷を修正した部分にプラサフを2~3回薄く重ね塗りします。Ninja250のカウルはABS樹脂製のため、PPプライマーは不要です(PP樹脂製の場合のみ必要)。
ステップ6:カラーコート
純正色に近い色の塗料を2~3回重ね塗りします。純正色の色番号は、カワサキの公式サイトやパーツカタログで確認できます。
補修塗装ではスプレーガンとコンプレッサーの使用を推奨します。缶スプレーでも可能ですが、既存塗装との色の境界をぼかす「ぼかし塗装」はスプレーガンのほうが格段にやりやすいです。

ステップ7:クリアコート
カラーコートが乾燥したら、ウレタンクリアを2~3回重ね塗りします。補修部分だけでなく、周囲まで広めにクリアを吹くことで、既存塗装との境界を目立たなくできます。
ステップ8:磨き仕上げ
完全硬化後(48時間以上)、1500番→2000番の水研ぎとコンパウンド磨きで仕上げます。

まとめ
Ninja250のカウルの傷は、DIYの補修塗装で目立たなくすることが十分に可能です。コンプレッサーとスプレーガンがあれば、ぼかし塗装で既存塗装との境界を自然に仕上げられます。
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