バイクの塗装に挑戦したいけれど、いきなりタンクやカウルを塗るのは怖い。
そんな方におすすめしたいのが、フェンダーの塗装から始めることです。フェンダーは小型で面積が小さく、形状もシンプルなため、DIY塗装の練習台として最適なパーツです。
万が一失敗しても、フェンダーの交換コストはタンクやカウルよりも安く、精神的なダメージも小さくて済みます。
この記事では、フェンダーの塗装を通じてDIY塗装の基本技術を身につける方法を解説します。
フェンダーが練習に最適な理由
面積が小さいため、塗料の使用量が少なく、コストが抑えられます。形状がシンプルな曲面のため、スプレーガンのコントロールを練習しやすい形です。取り外しが簡単で、ボルト数本で脱着できます。失敗しても交換パーツが安く手に入ります。
フロントフェンダーとリアフェンダーではリアのほうが面積が大きい傾向がありますが、どちらでも練習には十分です。
フェンダー塗装の手順
取り外し→洗浄→足付け(800番)→脱脂→プラサフ(3回重ね塗り)→水研ぎ(1000番)→本塗り(3~4回重ね塗り)→クリアコート(3回重ね塗り)→硬化→水研ぎ→コンパウンド磨き。
工程自体はタンク塗装と同じです。違いは面積が小さい分、各工程の作業時間が短く、1日で完了できるケースが多いことです。
フェンダー1枚の塗装であれば、コンプレッサーのタンク容量は30Lでも十分に対応できます。

フェンダー塗装で身につくスキル
スプレーガンの距離感と移動速度の感覚が身につきます。一定の距離を保ちながらガンを動かす「手の動き」は、体で覚えるしかない技術です。
塗料の「乗り」の感覚がわかるようになります。1回の吹き付けでどの程度の塗膜が形成されるか、塗料が垂れる直前のギリギリの量はどの程度か、という感覚は実践でしか身につきません。
乾燥時間の大切さを実感できます。焦って次の工程に進むと何が起きるか、フェンダーで体験しておけばタンク塗装の際に同じ失敗を防げます。

まとめ
DIY塗装は、小さなパーツから始めるのが成功への最短ルートです。フェンダーで基本技術を身につけてからタンクやカウルに進めば、失敗のリスクを大幅に減らせます。
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