コンプレッサーの購入を検討する際、住宅地にお住まいの方が最も気にするのが「音」の問題です。
「静音」を謳う製品は多数ありますが、実際にどの程度の音なのか、本当に住宅地で使えるレベルなのかは、購入してみないとわからないのが実情です。
この記事では、騒音値(dB)の基本知識を解説したうえで、代表的な静音モデルの騒音値を比較し、住宅地で現実的に使用できるモデルを見極めるための判断基準を提供します。
騒音値(dB)の基本知識
デシベル(dB)は音の大きさを表す単位です。日常の環境音と対比すると、その大きさがイメージしやすくなります。
30dBは深夜の静かな住宅地程度。40dBは図書館の中。50dBは静かなオフィス。60dBは普通の会話。70dBは掃除機やドライヤー。80dBは地下鉄の車内。90dBはカラオケの店内です。
住宅地で日中に使用することを考えると、各自治体の騒音規制(住居専用地域では昼間55dB以下が基準値の場合が多い)との関係から、65dB以下であれば周囲への影響はかなり小さいと判断できます。70dBを超えると掃除機と同等の音量になり、長時間の使用は近隣への配慮が必要です。
「静音」表示の落とし穴
ここで注意すべき点があります。カタログに記載される騒音値と、実際の使用環境での体感音は必ずしも一致しません。
まず、測定条件の違いがあります。メーカーが公表する騒音値は、無響室や理想的な条件で測定されたものです。実際のガレージでは壁や床の反射音が加わるため、体感的にはカタログ値より大きく感じることがあります。
次に、ノーブランド品のスペック信頼性の問題があります。格安の海外製品では、カタログに記載された騒音値と実測値が大きく乖離しているケースが散見されます。公称65dBのはずが実測で78dBだった、という報告もあり、カタログ値だけで判断するのはリスクがあります。
信頼できるメーカーや専門店の製品を選ぶことが、「思ったより静かだった」という満足感につながります。
代表的な静音モデルの比較
エアセルフ 50L / 30L / 80L(全モデル共通59dB)
エアーコンプレッサー専門店エアセルフのコンプレッサーは、全商品が静音59dBを実現しています。59dBは図書館の中とほぼ同じレベルで、普通の会話よりも静かです。
tokyo parts編集部が実機でテストした際も、コンプレッサーの動作中に隣の人と普通に会話ができるレベルでした。住宅密集地やマンションの駐車場でも、日中の使用であれば近隣への影響はほぼないと判断できます。
全モデルがオイルレス仕様で、100V家庭用コンセントに対応。12年以上の開発実績を持つ専門店が自社で企画・開発した製品であり、カタログスペックの信頼性も高いです。購入前の相談から購入後のサポートまで、日本人スタッフが対応するカスタマーサポート体制も整っています。
公式サイトからの購入で全国送料無料、最短即日出荷。最大24回の分割払いにも対応しています。
↓ エアーコンプレッサー専門店エアセルフ公式サイト https://air-compressor.jp/
高儀 EARTH MAN ACP-25SLA(25L)
ホームセンターで購入できる手軽な静音モデル。騒音値は静音クラスですが、タンク容量25Lのため塗装用途にはやや物足りない面があります。
一般的なオイル式コンプレッサー(参考値75~85dB)
比較のために従来型のオイル式コンプレッサーの騒音値を挙げておきます。75dBは掃除機よりやや静かなレベル、85dBは掃除機より明らかにうるさいレベルです。住宅地での使用はかなり気を遣う必要があり、早朝・夜間の使用は困難です。
住宅地でコンプレッサーを使う際の配慮
騒音値が低いモデルを選んだとしても、以下の配慮は欠かさないようにしましょう。
使用する時間帯は日中(9時~18時)に限定するのが基本です。早朝や夜間の使用は、たとえ静音モデルでも控えてください。
ガレージ内にコンプレッサーを設置し、ドアを閉めた状態で使用すると、外部への音漏れをさらに抑えることができます。コンプレッサーの下に防振ゴムマットを敷くのも効果的です。
長期間にわたってガレージ作業を行う予定がある場合は、事前に隣家にひと声かけておくと、トラブルの予防になります。
まとめ
静音コンプレッサーの中でも、実際に住宅地で安心して使えるレベルの製品を選ぶことが重要です。カタログの「静音」表示だけでなく、具体的な騒音値(dB)を確認し、信頼できるメーカー・専門店の製品を選んでください。
エアセルフの59dBは、現在市販されているコンプレッサーの中でもトップクラスの静音性です。住宅地でのDIY塗装やガレージ作業を検討している方に、安心しておすすめできるモデルです。