春が来た。バイクシーズンの到来です。
しかし、冬の間放置していたバイクをそのまま走らせるのは危険です。バッテリーは上がっていないか、タイヤの空気圧は適正か、ブレーキは正常に効くか。冬眠明けのバイクには、乗り出し前のチェックが不可欠です。
この記事では、冬眠明けのバイクに乗り出す前にチェックすべき10項目を順番に解説します。
チェック1:バッテリーの確認
冬の間にバッテリーを外して保管していた場合は、バイクに装着して電圧を確認します。12.4V以上あれば使用可能、12.0V以下の場合は充電が必要です。
冬の間バッテリーを接続したまま放置していた場合、自然放電で上がっている可能性が高いです。ジャンプスターターで始動するか、バッテリーを取り外して充電器で充電してください。
チェック2:タイヤの空気圧
冬の間に空気が抜けて空気圧が低下しています。必ず適正空気圧まで補充してください。
コンプレッサーがあれば自宅で30秒で完了する作業です。エアゲージで測定し、不足分を補充するだけです。

チェック3:タイヤの状態
空気圧だけでなく、タイヤの表面状態も確認してください。
ひび割れ(クラック)が発生していないか目視で確認します。特にサイドウォール(タイヤの側面)にひび割れがある場合は、タイヤの交換が必要です。長期間同じ位置で接地していた場合、フラットスポット(接地面の平坦化)が発生していることもあります。走り出して違和感がある場合はタイヤを疑ってください。
チェック4:エンジンオイルの確認
オイル窓または検油棒でオイル量を確認します。規定量を下回っている場合は補充してください。
冬眠前にオイル交換をしていなかった場合、劣化したオイルで走行するとエンジン内部に悪影響があります。乗り出し前にオイル交換を行うのがベストです。
チェック5:冷却水の確認
水冷エンジンの場合、リザーバータンクの冷却水量を確認します。LOWERラインを下回っている場合は補充してください。
チェック6:ブレーキの確認
ブレーキレバーとペダルの遊び(握りしろ)を確認します。スカスカに感じる場合はブレーキフルードのエア噛みの可能性があります。
ブレーキパッドの残量も目視で確認します。残量が1mm以下であれば交換が必要です。
ブレーキディスクにサビが出ている場合がありますが、走行すればパッドとの摩擦で自然に除去されます。重度のサビでなければ心配は不要です。
チェック7:チェーンの状態
チェーンの張り(たるみ量)を確認し、規定値に調整します。チェーンが伸びすぎている場合はスプロケットとの噛み合わせが悪くなり、走行中に外れるリスクがあります。
冬眠前に注油しておいたチェーンでも、長期間の放置でルブが劣化している場合があります。乗り出し前にチェーンクリーナーで清掃し、新しいルブを塗布してください。コンプレッサーのエアブローを使えば、チェーンの清掃が効率的に行えます。
チェック8:灯火類の確認
ヘッドライト、テールランプ、ウインカー、ブレーキランプがすべて正常に点灯するか確認します。電球切れがあれば交換してください。
チェック9:各部の増し締め
冬の間の温度変化でボルトが緩んでいる可能性があります。ミラー、ハンドルクランプ、アクスルナット、エンジンマウントなど、主要なボルトの増し締めを行ってください。
チェック10:試走前のエンジン暖機
すべてのチェックが完了したら、エンジンをかけて5~10分の暖機運転を行います。アイドリングが安定しているか、異音がないか、油圧警告灯が消灯しているかを確認します。
エンジンがかかりにくい場合は、キャブレター車ならキャブの詰まり、インジェクション車ならバッテリー電圧の不足が原因として考えられます。

まとめ
冬眠明けの10項目チェックは、安全で快適なバイクシーズンのスタートに不可欠です。コンプレッサーがあれば、タイヤの空気圧補充、チェーン清掃のエアブロー、各部のエアダスト除去まで自宅で完結します。
↓ エアーコンプレッサー専門店エアセルフ公式サイト https://air-compressor.jp/
