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ローロングでワイドホイールなS-MAXもカッコイイです!

26/12/15 コメント 0

皆様こんにちは!

あっという間にクリスマスも過ぎ・・・もう街中は一瞬にして年末の準備ですが
街中では無い弊社は相変わらず日々お客様の車両を携わらさせて戴いております!

今回は大人が見ても魅力的なマジェスティSことS-MAXのカスタム完成車両のご紹介です!

それでは全体写真からご覧ください。

落ち着いたカラーリングながらも
ローロング&ワイドホイール装着をはじめ、セパレートハンドルにフレーム加工と
各所に手の入ったカッコイイS-MAXに仕上がりました!

派手ではないボディカラーが足周りといった車両のポイントを強調しているのかも知れません。
一目見ただけではS-MAXと気付かないかもですね(笑)

ヘッドライトは社外製プロジェクターレンズへ変更し、フロントマスクも装着!
本来アッパーカウルとセットの商品の様でしたが
上部のボリューム感が出てしまう為に 今回の車両は下側のマスクのみ装着!

このマスクカウルが小さいパーツながらも純正とは違う表情を演出しております。
これだけでも随分雰囲気が違って見えますよね。

フロント足周りもフロントフォークからブレーキキャリパー、ディスクローターなど
ほぼ全てのパーツが交換となっております!

Brembo 4POTキャリパーにビッグディスクローターで見た目通りの力強い制動力をしっかり確保。
ローダウン具合に関しましてもオーナー様と何度も現車にてお打ち合わせをさせて戴き
低過ぎない上品さを残した高さに設定させて戴きました。

前後のホイールはFLP製アルミホイールをご装着。
フロントは13インチ4.5J、リヤはオフセット違いの13インチの8Jを2セット(!)用意し
リムの組み換えで9Jにしております!

ホイールディスクは薄めのパープルアルマイトで足元をさり気なくアピール☆

13インチ9Jの迫力が車体の大きさにも負けておりません☆

こちらのリヤの製作にも随分と力が入っております!

S-MAXはノーマルホイール装着時ですとホイールの右アームはこうした収まりとなっており
リヤディスクブレーキのローターも車体(を跨いで)右側に取り付いておりますが・・・

13インチ9Jというワイドホイールを装着する為、純正アームでは取り付けが出来ません!

と、いう事でワンオフのワイドホイール対応アームの製作となります☆
ホイールやエンジンとの納まりを考えながらなるべく見栄えも良い様に調整しながらの製作です。

ホイールシャフト部にはベアリングも組み込んでおりますが
ボスの長さが長い為ベアリング勘合部旋盤で荒削りし、その後パイプと印籠にてはめ込み溶接。
更に軸の芯を出す為ベアリングはめ合い隙間にて旋盤加工を施しております。

文章で書くと大した事では有りませんが、実際には非常に手間が掛かった作業内容です。
無論サークリップ溝も予め加工をしたうえでの取り付けとなっています。

その他にもワイドホイールをより強調できる様にディスクローターの位置も移動致しました。

ワンオフでリヤホイールハブを製作し、同じくブレーキキャリパーマウントも製作しながらの仕様変更です。
これなら折角のワイドホイール&深いリムがディスクローターに隠れずに済みますね。

今回の車両ではワンオフのオフセットエンジンハンガーを製作しておりますが
車高やスタイルバランスを考慮して、メインフレーム側にも大きな加工を施しております。
エンジンハンガーやフレーム使用するパーツも
車体の仕様に合わせて一つ一つ図面を起したりしながらの作業となります。

手間の掛かった部分ではありますが、オーナー様も納得してくださったので安心しております(笑)
通常のロンホイKITでは出来ないスタイルですが、そこはワンオフ加工ならではの仕上がりとなりました。

ハンドル周りも一味違った雰囲気に仕上がりました!

FLP製のRUCKUS(ZOOMER)用セパレートハンドルをワンオフのアダプターを介して装着。

ハンドル使用するスイッチBOXやグリップ等の高さやハンドル操作時の事を考慮に入れながら
なるべく低く納まる様に製作しております。

実用性と見た目の両方とも大事ですよね。

セパレートハンドル本体と合わせて
ビレットのグリップやフルードタンクもブラックアルマイトを施しています。

ハンドル周りがブラックになることで随分と締まって見えるので
視覚効果的にもスッキリとした仕上がりを演出できます!

マフラーはAKRAPOVIC(アクラポビッチ)製をご選択戴きました!
ヨーロッパの有名メーカーでして、日本でも大型、小型の車両問わずにファンの方もいらっしゃると思います。

通常ではもっとサイレンサーが長いのですが
サイレンサーをショート加工し、サイレンサー位置を車体の雰囲気に合う様に移動しております。
ワイドホイールの存在感を邪魔せず、コンパクトに納まめながらもマフラーの存在感もちゃんと出ていますよね。
この辺りの作業もオーナー様とのお打ち合わせを重ねながら行っております。

サイレンサーステーやエキパイの取り回しなどは仕様変更した車体に合わせてのワンオフ製作・加工ですので
お客様のご希望に合わせた加工が可能ですよ~!
皆様も是非自分だけのオリジナルな仕様を楽しんでみてはいかがでしょう☆

駆動系カバーにも一手間加えておりまして・・・

純正品っぽく見えるこちらのカバーも 実は細かく肉抜き加工してオープンプライマリー仕様としています。
これもオーナー様のセンスとこだわりポイントの一つですね。

何気なく付いているサイドスタンドも実はローダウンした車高に合わせて
通常取り付け位置からフレームに加工を施し変更しています。

その他にも・・・

セルスイッチの移設や

フレーム補強用のセンターバー(ZOOMER用パーツ流用/フレーム要加工)の取り付けや

シート張替え(スポンジ整形あり)なども行っております!

どれも装着してしまうと違和感ないかも知れませんが
こうした手間の一つ一つが車体の完成度にも繋がってくると思いますので頑張ってます☆

そして気になる走りについても・・・

ボアアップ施工済みで更に力強く、高速道路も問題なく走行出来ておりますよ~!
ETC装着も取り付けて快適に走って戴けますね。

TOKYOPARTSのFacebookページに動画をアップしていますので宜しければご覧ください。

 

S-MAXのカスタムは初めてのご依頼でしたが
オーナー様をはじめ、ご協力くださった業者の皆様のお陰でカッコイイ車両に仕上がったと思います。

この場を借りて皆様にお礼申し上げます。どうもありがとうございました!!

 

と、更には有り難い事に雑誌にも掲載して戴いております!

モトチャンプ様 どうもありがとうございます!

カッコイイ写真ですよね! 車体の陰影や存在感などプロカメラマンの技に驚愕です・・・。
こちらで撮影した写真と並べるのが辛いところ(笑)

そしてこちらも!

(Ishikawa様 写真拝借いたしましたありがとうございます)

カスタムスクーター様 どうもありがとうございます!

しかも先月オーナー様が参加されたイベントでは(カスタムスクーター様、モトモト様主催)
こうした賞にも選出戴きました!

 

車両製作にあたり作業自体は勿論、こうした機会を戴けて大変良い経験をさせて戴きました。
Ishikawa様 この度のご依頼戴きまして誠にありがとうございました!

 

それでは今回は完成車両のご紹介でした!

長くなってしまいましたがご覧になって戴きありがとうございます。

ではまた次回のブログで宜しくお願い致します!